自分の星占いの星座こと誕生星座を夜空で見たことありますか?
第1弾は秋に見られる星座である、みずがめ座・うお座・おひつじ座についてご案内しました。
今回は冬の時期に見られる、おうし座・ふたご座・かに座について、夜空で自分の星座を探す方法と星座にまつわるエピソードをご案内しますね。
目次
おうし座・ふたご座・かに座は冬の星座
自分はむしろ暖かな時期に生まれたはずなのに冬の星座ってどういうことなの?と思われたかもしれません。
星占いの誕生星座は「生まれた時に太陽が位置していた星座」なので、誕生日には太陽に隠れてしまって見えないんですよ。見えやすい時期は誕生日の3,4ヶ月前なので、おひつじ座・おうし座・ふたご座は冬の時期になります。
くわしくはこちらの記事をご覧くださいね。
冬の星座はオリオン座を目印に探そう
冬の星座の代表選手といっても過言ではない「オリオン座」
リボンのような覚えやすい形をしています。
冬の夜空を見上げると、
真ん中に並ぶ三ツ星が特徴的なので
初心者でも簡単に見つけることができると思います。
このオリオン座を目印に冬の星座を探しましょう!
おうし座
4/20~5/20の生まれの方の誕生星座にあたります。
肉眼でも見ることができる星団を2つもつ特徴的な星座です。
おうし座のエピソード
おうしの顔をつくるV字型のヒアデス星団
日本では「すばる」の名でなじみ深いプレアデス星団
この2つの星団は肉眼でも星が集まって輝いている様子を見ることができます。
また、ヒアデス星団に重なるように輝く赤い1等星のアルデバランは
おうしの赤目に見立てられ「ブルズ・アイ」とも呼ばれています。
沖縄ではヒアデス星団を含んだ
おうし座の頭に当たる部分のV字を
馬の顔に見たてて「ウマノチラー(馬の面)」と呼んでいました。
おうし座の見つけ方
1月ごろ天頂付近に見られる星座です。
オリオン座の右上に赤色の1等星アルデバランが輝いているを見つけることができます。
そのさらに右上にすばることプレアデス星団があります。
星座絵では、オリオン座とおうし座が向かい合っていて、
闘牛士が戦っている姿のように見えますね。
ふたご座
5/21~6/21の生まれの方の誕生星座にあたります。
ふたつの仲良く並ぶ兄弟星が輝く星座です。
ふたご座のエピソード
双子の兄弟の兄はカストル、弟はポルックスと言い、
2つの1等星にもその名がつけられています。
1.6等星のカストルは白色で
1.2等星のポルックスはオレンジ色
弟のカストルのほうが少し明るく輝いています。
カストルは望遠鏡で見ると2つの星が互いを回る「連星」になっているのが確認できます。
双子の兄弟星の兄は、さらに双子だったのですねぇ。
ふたご座の見つけ方
2月の天頂付近に見ることができる星座です。
オリオン座の左上のほうに2つ並んで輝く星が見えたら
ほぼ間違いなくふたご座のカストルとポルックスです。
カストルの足のあたりには散開星団のM35があり、
双眼鏡でも「ハ」の字に並んで星が散らばっているのを見ることができます。
かに座
6/22~7/22の生まれの方の誕生星座にあたります。
黄道12星座のなかでは、最も暗くて目立たない星座です。
かに座のエピソード
ギリシア神話によると、
英雄ヘラクレスがヒドラを退治しようとした際に、
友だちのヒドラを助けようと加勢したお化けガニだそうです。
ただし、すぐにヘラクレスに踏みつぶされて死んでしまったのですが、
それを見た神様がその友情に感動して、星座としてあげたといわれています。
かに座の見つけ方
3月に天頂付近で見られる星座です。
ふたご座の兄弟星としし座の1等星レグルスの間にあり、
よーくみるとぼうっと輝くプレセぺ星団があります。
明るい星がないので、
空が明るい地域では見つけにくいでしょう。
まとめ
冬は明るい星が多く、最も星の輝きを感じられる季節です。
オリオン座を中心に、いろいろな星座や見つけやすい星雲や星団が集まっています。
誕生星座だけでなく、冬の大三角や冬のダイヤモンドを探して夜空を見上げてみてくださいね!
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