流れ星が見たいんです☆彡星降る夜を夢見て~流星群にもビッグ3がいるんだよ~

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『流れ星』というと、願い事を3回唱えると叶うと言われている、なかなか見ることのできない貴重な星だと思っていませんか?実は年に数回、流れ星が一晩にいくつかどころか、たくさん見ることのできる時期があるんですよ。しかも、毎年ほぼ安定して多くの流星を見ることのできる『三大流星群』なるものもあるのです!流星群を知っていれば、星降る夜を体験するのも夢じゃありませんよ♪


流れ星ってどんなもの

googleで検索すると、お笑いコンビの『流れ星』が出てきました。
私も肘祭りのネタとかYouTubeで見て爆笑しているんですが、今回はそちらの『流れ星』の話題ではありません!!
『流星(りゅうせい)』英語だと『shooting star』のお話です。
お笑いコンビと混同しないように、『流星』で説明を進めていきますね☆彡

飛んでいる星なのかな

流星って何なのでしょうか?今度はウィキペディアで調べてみたよ。

流星は、天文現象の一つで、夜間に天空のある点で生じた光がある距離を移動して消える現象。一般的に流れ星とも呼ばれる。明るさが強く、昼間でも目視できる流星もまれにある。原因としては流星物質と呼ばれる太陽の周りを公転する小天体が、地球の大気に衝突、突入して発光したものである。

ウィキペディアより引用

わかりにくいよ!!
もっとわかりやすく説明すると

『流星』は、宇宙をただよっているチリや小さい岩などの近くを地球が通ったときに、地球の重力に引き寄せられて、大気圏に入って燃えてしまったものです。
燃えるときの光が、すーっと線になって見えるんですよ。
たまに全部燃えずに、地上に落ちてきてしまうものがあって、それが『隕石』なのです。
ですので、宇宙のなかで星がひゅんひゅんと流れて飛んでいるものを見ているわけではなくて、隕石の元となる岩などが燃えているのを見ているんですよ。

◯◯座流星群ってどういうものなの


ニュースなどで、「◯◯座流星群がピークですよ!」というのを聞いたりしたことありませんか?
流星と星座にどんな関係があるのか、ピークってどういうことなのか、説明していきますね。

流星群とは

毎年、同じ時期に流星がたくさん見られることがあります。それを『流星群』と呼んでいます。
なぜ、毎年同じ時期なのかと言うと、地球の公転がポイントになっているんです。
地球は太陽を中心に1年かけて1周するのですが、その通り道に、チリが多くあるところがあるんです。そのチリが多いところを通るときに、流星がたくさん発生するので『流星群』になるのです。

なぜ流星群に星座の名前がついているの

例えば、しし座流星群と言うから、しし座から流星の元となるチリがとんできているのかと思っていませんでしたか?
とんできているわけではなくて、地球がチリの多いところを通過しているのなら、なぜ星座の名前がつくのでしょうか?

チリの多いところを通るとき、同じ方向から地球にチリが入ってきます。
それを地上から見ていると、星空のある一点から放射状に流星が飛び出してきているように見えるのです。
流星が飛び出す中心となる点を『放射点』と呼び、放射点のある星座の名前をとって『○○座流星群』と呼ばれているんですよ。

ピークや極大ってどういうこと

流星群の時期が来ると、その活動は徐々に活発になります。
流星群の活動が最も活発になること、またはその時期を『極大』と呼びます。
極大になる時刻(極大時刻)の前後となる観測しやすい時間帯を『ピーク』と言っています。

『極大』であっても月の明るさや、放射点の高さなどの条件が良くないと、多くの流星を見ることができない場合もありますので、必ずたくさん見られるというわけではありませんよ。

流星群にもビッグ3がいる~三大流星群~

流星群は代表的なものだけで10個以上あるのですが、中でも毎年ほぼ安定して多くの流星を見ることができる流星群があります。「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、『三大流星群』と呼ばれています。

しぶんぎ座流星群

しぶんぎ座流星群は、年の始めの流星群でお正月ごろに多くの流星を見せてくれます。
毎年1月3日頃にピークになるのですが、年によって流星の数に当たり外れがあって予測の難しい気分屋の流星群です。

ちなみに、流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しています。そのため現存する「りゅう座ι(イオタ)流星群」と呼ばれることもありますが、正式には「しぶんぎ座流星群」が用いられています。

ペルセウス座流星群

年間でも常に1・2を争う流星数を誇る安定感ばっちりの流星群がペルセウス座流星群です。
条件が良いと1時間あたり80個以上の流星を観測できます。お盆前がピークなこともあり、私も天文部ではペルセウス座流星群に合わせて合宿をしていました。夏場なので、寒さに凍えることなく長い時間観測できるのも良いですね。

ふたご座流星群

ふたご座流星群は条件が良いと一晩の流星数が500個を越えることもある、年間最大の流星群です。1時間あたり多いときには100個近くの流星を観測できることもあるそうです。
ピークは12月14日前後のため、観測時には防寒対策が必須です。

流星群の観察方法

流星群の観察は機材は必要ありませんので、気軽にできます。条件が良い時には星降る夜を体験できちゃうかも!?

暗くて視界の広い場所に行こう

都心の明るい場所では、見ることのできる流星の数が少なくなってしまいます。多くの流星が見たければ、できるだけ明りの少ない暗い場所で、周りに建物などがない空が広く見える場所を選びましょう。

空の広い範囲を見渡しながら寝転んで見よう

流星は放射点を中心として飛びますが、これは「放射点の方向にだけ流れ星が飛ぶ」ということではありません。流星は空全体のあちこちに流れますので、空の広い範囲を見渡してみるのが良いです。目が暗さに慣れるまで、ゆっくりじっくり観察するとより多くの流星が観測できますので、姿勢は観測しやすい楽な姿勢が良いです。レジャーシートなどを敷いて、寝転がってみるのがおススメです。


このようなリクライニングチェアがあるとより快適に観測できますよ!

気温に合わせて防寒対策しましょう

長時間寝転んでいると身体が冷えてしまいますので、寝袋や毛布などを用意して防寒に注意しましょう。

みなさんも流星群で何個も流星が飛び交う星降る夜を体験できますように☆

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