皆さんは星占いでの自分の星座を知っていますか?
その星座を夜空で見つけたことがありますか?
出勤前にテレビの星占いは気にして見ているのに、実は自分の星座は見たことないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、夜空で自分の星座を探す方法と星座にまつわるエピソードをご紹介します。
今回は秋に見られる星座である、みずがめ座・うお座・おひつじ座についてご案内しますね。
目次
みずがめ座・うお座・おひつじ座は秋の星座
このブログのタイトルをみて、あれ?自分は冬から春ごろに生まれたのに秋の星座ってどういうことなの?と思われたかもしれません。
星占いの誕生星座は「生まれた時に太陽が位置していた星座」なので、誕生日には太陽に隠れてしまって見えないんですよ。見えやすい時期は誕生日の3,4ヶ月前なので、みずがめ座・うお座・おひつじ座は秋の時期になります。
くわしくはこちらの記事をご覧くださいね。
「秋の大四辺形」ことペガススの大四辺形が目印
秋の夜空は一等星がみなみのうお座のフォーマルハウトだけで、
淡い光の星が多いです。
そのなかでも頭上のあたりに位置する、
ほぼ真四角になる4つの星が目に留まると思います。
このペガスス座の胴体をあらわす「秋の大四辺形」を目印に、
秋の星座を見つけていきましょう。
みずがめ座
1/20~2/18の生まれの方の誕生星座にあたります。
大きな星座なのですが、暗い星ばかりなため見つけにくい星座です。
みずがめ座のエピソード
ギリシア神話によると、みずがめ座のモデルはトロイヤの山で羊飼いをしていたガニメーデスという美少年です。
大神ゼウスが目をつけ、わし(わし座のモデル)に変身してガニメーデスをオリンポスの宮殿までさらってしまうくらいの美しさだったそうです。ガニメーデスが持つ水がめは酒壺で、神様たちにお酒をつぐ給仕をしている姿を現しています。
息子をさらわれたガニメーデスの両親が悲しむのを見たゼウスが、いつでも会えるようにと星座にしました。
いやいや、勝手にさらってしまう神様ってひどすぎるしと神話に突っ込みたくなりますよね(-_-;)
みずがめ座の見つけ方
10月ごろ南の空に見られる星座です。
目印は三ツ矢サイダーのロゴマークのような「三ツ矢」の形です。
ペガスス座の秋の大四辺形の右下あたりにあります。
ガニメーデスの持つ水がめからこぼれおちた水が
秋のひとつぼしの名で呼ばれる一等星の
みなみのうお座の「フォーマルハウト」までつながっています。
みなみのうお座は大きな口を開けて、
水がめからこぼれおちた水を飲み干そうとするかたちをしていますね。
うお座
2/19~3/20の生まれの方の誕生星座にあたります。
暗い星ばかりなので、空が明るい場所では見つけにくいです。
うお座のエピソード
うお座は愛と美の女神アフロディーテ(ビーナス)と、
その息子であるエロス(キューピッド)の変身した姿だとされています。
親子がユーフラテス川を散歩していた時に、
ギリシア神話の悪役テュポーンが現れました。
二人は逃げるために川に飛び込んだのですが、
離れ離れにならないようにお互いをリボンでつないだのです。
また、うお座は赤経0°の地点であり、
春分の日に太陽が輝く「春分点」として、
天文学上とても大切な星座なのですよ。
うお座の見つけ方
11月の南の空ペガスス座の秋の大四辺形の下に、
押しつぶされたように楕円形に星が並んでいます。
これがうお座の魚のうちの1匹です。
神話のとおり、うお座は1匹の魚ではなく、
2匹の魚がリボンでつながれた形をしています。
大四辺形を挟むように、
くの字型に淡い星がつらなっている星座です。
おひつじ座
3/21~4/19の生まれの方の誕生星座にあたります。
星座の中ではあまり目立たない、小さな星座です。
おひつじ座のエピソード
おひつじ座は空を飛ぶ黄金色のひつじの姿だそうです。
テッサリアのプリクソス王子とヘレー王女が、
継母によって殺されそうになったところを
大神ゼウスの命令で二人を助けた功績で
星座になったといわれています。
おひつじ座の見つけ方
12月の天頂にペガスス座の秋の大四辺形の左側に
「へ」の字を裏返したような小さな三角形があります。
ここが、おひつじ座の頭の部分で、
尾はおうし座のプレアデス星団(すばる)の近くにあります。
この形からひつじをイメージするのはかなり難しいですよね(;’∀’)
まとめ
秋に輝く誕生星座は、暗くて見つけづらいものばかりですが、
神話の世界では有名なエピソードが多いです。
他にも秋の星座には、ロマンティックな神話にまつわる登場人物がたくさんいます。
秋の夜長に星空を見上げて星座を見つけてくださいね!
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