沖縄の新観光スポット『DMMかりゆし水族館』へペンギンに会いに行ってきたよ

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人気動物の1種でもあるペンギン
沖縄には美ら海水族館をはじめとした動物をあつかう施設がありますが、残念ながらペンギンと会える施設はありませんでした。
2020年5月に『DMMかりゆし水族館』がオープンするまでは!!

私の3歳の娘はペンギン好き
きっかけはドキュメンタリー番組で海から大ジャンプで飛び出すペンギンを見て「私もペンギンジャンプでジャンプする!」とマネするようになってからです。
そんな彼女にペンギンを会わせてあげたかったけれど、これまでかなえてあげることができなかった・・・
それが、念願のペンギンがとうとう沖縄にやってきたというのです!!

いざゆかん、ペンギンに会いに!
というわけで、2021年初頭に3歳児と0歳児を連れて、ペンギンへ会いに行ったときのリポートです。

こちらに記載している内容は2021年3月時点の情報です。
最新の情報は、DMMかりゆし水族館の公式サイトなどでご確認くださいね。


DMMかりゆし水族館とは

DMMかりゆし水族館は、那覇空港からほど近い沖縄県豊見城市豊崎に2020年5月25日開業した水族館です。
最新の映像表現と空間演出を駆使した新しいカタチのエンタテイメント水族館ということで、いきものたちの美しさと亜熱帯気候が織りなす自然の魅力を、映像表現や多彩な空間演出で表現しています。
簡単に言うと、展示されている生き物などと映像を組み合わせて見せるという新しい展示手法にチャレンジしているという印象でした。

DMMかりゆし水族館のみどころ

180度スクリーンのシアタールーム

入館ゲートを入るとまず案内されるのがシアタールームです。
前面と左右の壁一面がスクリーンとなっていて、沖縄の自然や文化を紹介する浮遊感のある映像を見ることができました。
スタッフの方から音が大きいという注意がありましたので、大きな音が苦手な3歳の娘は自分で耳を手で塞いでみていました。
映像が2種類あるようで、通常は選ぶことはできないのだと思うのですが、私たちがうかがった時には貸し切りだったためどちらがの映像が良いかスタッフの方に尋ねられて選ぶことができました。
選んだほうの映像では、在りし日のあの朱色の城を見ることができ、思わず涙してしまいました( ;∀;)

ちなみに、シアタールーム内の撮影は不可となります。

専用アプリを活用してまわろう

シアタールームでスタッフの方からも案内があるのですが、DMMかりゆし水族館は自然に近い展示を意識しているので、生き物を紹介するようなネームプレートや案内版がありません
その代わりに、スマホで専用アプリが用意されていて、それをダウンロードして館内にあるタッチポイントにかざすとそのエリアにいる生き物を知ることができます。
また、『いきものあつめ』なるゲームのような要素があったり、カフェやショップで使えるクーポンももらえるようです。

👇事前ダウンロードもできます


私は乳幼児連れでスマホ片手にめぐるのは難しかったですし、できるだけ子どもたちの反応を写真撮影したかったので、アプリはダウンロードせずにまわりました。
小学生以上のお子さんであればアプリをダウンロードして回るのも良いかもしれませんね。

亜熱帯の森を探索


シアタールームを抜けると、沖縄の亜熱帯の森を再現したようなエリアに出ます。
大きなガジュマルの周囲をまわるようにウッドデッキがあり、水槽を正面からだけでなく上から覗き込むように見ることもできます。
大人の目線であれば覗き込んでみることはできますが、3歳の娘は抱っこしないと無理でした。

念願のペンギンとご対面

亜熱帯の森の奥にペンギンのお家がありました。
こちらにいるのはフンボルトペンギン2羽
小さな娘が会いに来るのがわかっていたのか、見やすい場所で待っていてくれていました!

「こんにちは。かわいいねぇ。ちっちゃいねぇ。」と嬉しそうに見つめていました。
なぜか端っこで2羽ともじーっとしていたので、泳いだりする様子が見られなかったのは残念でしたが、娘が喜ぶ姿が見られてホッとしました。

どきどきのタッチプールとかわいいカワウソちゃん

ペンギンと別れを惜しみながら先へ進むとタッチプールエリアがあります。
すぐそばに手洗い場があり、そちらで手を洗ってから利用するようアナウンスがありました。

タッチプールにはエイやサメもいてサメ肌を体感することができます。
他にもヒトデやナマコなどもいて娘に触ってみるか促しましたが、怖がって無理でした・・・

私はドクターフィッシュのプールに手を入れてみたのですが、わーっと集まってきた魚たちがツンツンと手をつついていくのがくすぐったいようなモゾモゾするような不思議な気分になって、10秒程度でギブアップしてしまいました(-_-;)

そして、タッチピールのお隣にはコツメカワウソちゃんが!!

私はコツメカワウソ大好きなんですよねぇ
ちっちゃな手をつかって小魚をつかんで食べる姿にきゅんきゅんしちゃうんです。
若かりし頃、コツメカワウソに会いたくて動物園に行っていたものです。
こちらのコツメカワウソは餌やり体験もできるそうですので、タイミングが合えば参加したかったです。

陸の動物エリアでナマケモノに接近

タッチプールエリアから下の階に降りるエスカレーターがあり、つい降りてしまいたくなるのですが、2階にはさらに奥に陸に住む動物がいるエリアがあるのです。
水族館のはずなのに・・・なんで陸の動物???という疑問を抱きつつ扉を開けて入ると、動物園らしい獣のにおいがむわっと漂う薄暗い空間がありました。
まず目に入るのはカピバラです。カピバラは水に入る動物だし水族館にいても良いかもねと思いながら、周囲を見ると、大きなペリカンやアリクイ、アルマジロなど水族館に似合わない動物がいるではないですか。
部屋の中央には木造のアスレチックのような柱がそびえたっているのですが、その上に何やら生き物がいる気配が・・・

じーっと目を凝らしてみてみると、ナマケモノがいらっしゃいました。
上からじっとこちらの様子をうかがっているナマケモノに気を取られていたら、すぐそばからムシャムシャと何かを食べている音が聞こえてきました。
私の腰のあたりの高さに寝転がって、もう1頭のナマケモノが転がりながら食事をしていました。

手を伸ばせば届くほどの位置に動くナマケモノを見たのは初めてでしたので、かなり貴重な体験でした。
しかし、娘は薄暗いところになんだかわからない動物がいるのが怖くて、早く出たいと泣きそうになっていました(;^ω^)

熱帯魚の泳ぐ大小の水槽群

1階に降りると、色とりどりの熱帯魚の水槽が立ち並ぶエリアがありました。
様々な角度から水槽内を観察できるようになっているのですが、こちらも残念ながら身長93cmの娘には水槽が高くて、抱っこしてあげないと見えづらかったです。

また個水槽と対面するように幅3mほどの大水槽があり、裏側は水中トンネルになっていました。
こちらくぐってみたかったのですが、ビビりな娘が泣きそうになって行きたくない!!と訴えたのでトンネルに入ることはできませんでした。

表側からでもキラキラして美しかったので、きっと色とりどりのサンゴや熱帯魚が泳ぐ海中にいるような気分になれると思いますよ~

写真映えするクラゲが漂う水柱


巨大な円柱の水槽が立ち並ぶ空間は、鏡と色が変わる光の演出で幻想的なクラゲワールドとなっていました。
様々な色に変化する水柱の中にぷかぷかと漂うクラゲがとてもきになったようで気になったようで、生後10か月になる息子もじーっと見つめていましたよ。

大迫力のバーチャル水槽

出口付近にあるのは壁一面に5枚のパネルに影像が映し出されているのですが、パネルの上から滝のように水が流れているのです。
リアルな水の中の影像が大迫力で、みいってしまいました。

特にダイオウイカはグロテスクなくらいの迫力で、娘はビビりまくって「もう帰りたい」と言うほどでした(^_^;)

DMMかりゆし水族館の感想

入口がわかりにくかった

イーアス沖縄豊崎の立体駐車場に車を停めて、イーアス沖縄豊崎の建物から水族館を目指しました。
水族館の案内表示に従って向かい1階から入ろうとすると、入り口は2階だという案内がそこで初めて目に入りました。
館内マップなどで2階が入り口だということをわかるようにしておいてもらいたかったなと感じました。

ベビーカーではまわれない

0歳児の息子をベビーカーに乗せて来館したところ、入り口でベビーカーでは館内に入れないことを説明されました。
ベビーカーを入口ゲート横にチェーンロックでロックして置かせてもらうことができますが、あとで取りに戻る必要があります。
出口が1階のショップを抜けることになりますので、ベビーカーを回収するために、また2階入り口に戻らなくてはなりませんので、そこは面倒に感じてしまいました。
展示の途中に、休憩できるようなベンチは無いので、小さいお子さんがいたら抱っこひもがあったほうが安心かと思います。
幼い子供を連れていかれる際には、注意してくださいね。

幼い子には見づらい展示


水槽の位置が高い場所にあることが多くて、3歳の娘の目線では見えづらいものが多かったです。
ペンギンは至近距離で見ることができたのはよかったのですが、コツメカワウソなどは抱っこしないとみることができなかったです。全体的に館内は薄暗いのと、映像や音の迫力がありすぎて、娘は怖がってずっと抱っこされていました。
また、展示している生き物の名前や説明などのボードがないため、スマホアプリで見る必要があり、何の生き物なのか伝えるためにスマホを見ながら会話するというのが、いまいちに感じてしまいました。

美ら海水族館と比べると割高に感じてしまう

DMMかりゆし水族館の料金は大人1名あたり2,400円です。
美ら海水族館の大人の通常料金が1,880円であることを考えると、割高に感じます。
美ら海水族館といえば、ギネスにも載るほどのジンベイザメ2頭が悠々と泳ぐことのできる迫力満点の大水槽や、イルカショーのオキちゃん劇場など見どころも多く、半日ほどかけてじっくり楽しむことができます。

一方、DMMかりゆし水族館は映像や展示の見せ方で補っている部分はありますが、1時間半程度の滞在でほぼ見ることができ、最も記憶に残ったのは、最後のダイオウイカの少々グロテスクな映像という部分でやはり劣って感じてしまいます。
そして、1番楽しみにしていたペンギンが2羽だけだったというがっかり感も・・・
これからの展示の充実に期待したいです。

スタッフの対応は心地よかった

ちょっとネガティブな感想が多くなってしまいましたが、スタッフの教育がしっかりされているようで、対応はとても心地よかったです。
入り口ではコロナ対策についてのお願いや、ベビーカーで回れない旨の案内をしっかりされていましたし、館内でも要所要所にスタッフの方が待機していて、生き物や展示に対して案内してくれていたので、その点では安心して見て回ることができました。

施設情報(アクセス・営業時間など)

営業時間 10:00〜21:00
定休日 年中無休
※開館日、営業時間は予告なく変更する場合あり
料金 大人(18歳以上)2,400円、中人(13歳~17歳)2,000円、小人(4歳~12歳)1,500円
住所 沖縄県豊見城市豊崎3-35
アクセス 【バス】イーアス沖縄豊崎バス停から徒歩1分
【車】那覇空港から約20分
駐車場 約3,000台(無料、隣接する商業施設『イーアス沖縄豊崎』と共用)
公式サイト DMMかりゆし水族館

まとめ

新たなスポットですので、まだまだこれから発展していくのかなという期待感はあります。これから展示が充実していって楽しい空間になっていってくれたら良いなと思いました。
那覇空港からアクセスしやすい立地ですので、到着してホテルに移動する前や、出発前の空き時間などに行かれると良いのではないでしょうか。天候を気にせずにみることができますし、沖縄観光に来られた際にはぜひ行ってみてくださいね。

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