天文部あるあるが満載の漫画『宙のまにまに』は天体観察の入門書におすすめ 【書籍紹介】

星の本など

天体観察を楽しみたいけれど、入門書を探すにも専門用語が多いとハードル高く感じてしまうし、図鑑だとちょっと硬すぎるしと感じていませんか?はじめにつまづいてしまうと、気持が萎えてしまいますよね。私も専門書から入ってしまい、投げ出してしまったことがあります。
それでは漫画から学んでみるのはどうでしょうか?今回紹介する『宙のまにまに』は高校の天文部が舞台の青春ラブコメディです。恋愛要素だけでなく、天文部の活動内容や、機材や星空についてもかわいい絵柄でわかりやすく紹介されているので、天文初心者の主人公と一緒に学ぶことができるんです。アニメにもなっているので文字をまだ読むことができない年齢のお子さまとも一緒に楽しむことができますよ。

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『宙(そら)のまにまに』とは

「みなさーん!!こんにちはーッ”☆(ほし)”好きですかー!!?一緒に!星を!!見ませんかー!!?」
好きですよね?そうじゃなきゃこのサイトにはたどり着きませんよね??
『宙のまにまに』1話でヒロインの美星(みほし)が新入生勧誘のために叫んだ言葉なのですが、この言葉に心わしづかみにされて私は読み始めました。
すでに完結済みで、コミックスは全10巻。2005年9月から2011年7月まで講談社のアフタヌーンにて連載されていました。
2009年にはアニメ化もされています。アニメは全12話です。

あらすじ

高校の天文部を舞台に、大人しいインドア派の主人公の大八木 朔(おおやぎ さく)とハイテンションで天真爛漫で星好きな1歳年上の幼馴染の明野 美星(あけの みほし)を中心とした青春ラブコメディ。
朔は高校1年生の春に小学生の頃に2年間を過ごした街に戻ってきた。そこで幼馴染でありトラウマでもある美星と再会する。静かに平凡に過ごしたい朔は美星を避けるが、捕まってしまい、天文部に半ば強制的に入部させられてしまう。そんな2人を中心に、個性的な部員や学友たちが繰り広げる「清く明るい天文部グラフィティ」です。

入門者におすすめなポイント

主人公も天文初心者

主人公の朔も天文初心者なため、彼にもわかるように説明する描写や、学んでいく様子がふんだんに描かれています。そのため、朔が知識を得るのと共に、読者も知識を得ることができるのです!

漫画で描かれているのでわかりやすい

星座の見つけ方や、星座にまつわる神話などが漫画で描かれているのでわかりやすいです。秋の星座を絵巻物のように解説するところは、私も真似してみたくなりました。秋の星座って明るい星が少なくてわかりづらくて地味なイメージだったんですけど、イメージがガラッと変わりました。秋だけでなく、季節ごとの星座をわかりやすく説明してくれているので、星座の見つけ方を知りたい方にはおすすめですよ。

本格的な機材が無くても天体観察は楽しめる!

主人公の所属する高校の天文部は創設したばかりで、唯一の機材(ガジェット)は双眼鏡。天体望遠鏡は持っていません。それでも、星空を楽しむことができるんだということを教えてくれます。まさに、何も機材を持っていない初心者でも入りやすい内容になっています。

実は私も天体望遠鏡持っていません!!双眼鏡と一眼レフカメラが私の機材です。それでも天体”観察”は楽しむことができるというのを伝えたいという思いでこのブログを書いています。たぶん作者の方は私と似たような志向なのかなと、勝手に同志だと思っています。

天文部あるあるネタが詰まっている

『宙のまにまに』は天文部を舞台にしているだけあり、私の天文部生活を覗き見ていたんじゃないか!?と思えるほど、天文部あるあるネタが多いです。中でも私が驚いたネタをご紹介します。

文化祭でプラネタリウム

3巻の文化祭でドーム型プラネタリウムを行うというのが、懐かしくて懐かしくて、、、
私の天文部活動については、詳しくは『宙ノ名前』の紹介を見てみてくださいね☆

私の所属した天文部は備品も揃っており、ドームも投影機も購入したものがあったので、解説の練習に集中することができたのですが、美星たちはドームも段ボールで手作りし、投影機もピンホールで自作するという100%手作りプラネタリウムというのには感心しました。ピンホール投影機って作るの結構大変なんですよね、、、
気になる方は、こちらのサイトに詳しい説明がありますので見てみてくださいね。
参照:ピンホール式プラネタリウム製作ノウハウ

自分で穴をあけるのはさすがに大変なのですが、ピンホール投影機のキットがありますので、手軽にお家でプラネタリウムを楽しむこともできますよ。


こちらは復刻版なのですが、私は2005年のオリジナル版の方を購入して自宅で使っていました。部屋でかなり精巧な星空が見られて癒されました。劣化もあり、3年ほどで接着面がはがれてボロボロになってしまいましたが、それまでは楽しませてくれましたよ。

沈黙の望遠鏡研磨

『宙のまにまに』の中でも最も驚いた描写が、6巻に掲載されている望遠鏡研磨について。望遠鏡研磨とはその名の通り、望遠鏡のレンズとなる円形の板ガラスをひたすら研磨剤で磨いて、自作の反射望遠鏡を作ることです。
詳しく知りたい方はこちらをご覧くださいね→参考:15cm反射式望遠鏡を作る
高校生の部活動でこんなにも地味な作業をやったのは私たちくらいだろうと思っていたら、まさか漫画にとりあげられるとは!!薄暗い部屋の中で、淡々とガラスを磨くシーンにデジャヴ☆あんなに、みんな無言でゴリゴリと研磨する部活動ってなかなか無いと思います。
しかし、たった三泊の合宿で完成させようだなんて、あまいわ!!私は半年以上放課後に時間を投じたけれど、完成しなかったわ😜受験生だったからね、、、仕方ないよね、、、

『宙のまにまに』を観るには

すぐに読むなら電子書籍で

『宙のまにまに』コミックスは全10巻。
全巻eBookJapanで試し読みができます。ぜひ読んでみてくださいね。
『宙のまにまに』1巻試し読みはこちら

最近は電子書籍で気になる作品が簡単に読めるから本当に便利ですよね・・・

やはり紙で読みたいという方、完結して10年近くたつので書店で見つけるのは難しいと思います。
Amazonや楽天ブックスで探してみてくださいね。

アニメは配信サイトで

『宙のまにまに』はコミックス連載途中の2009年にアニメ化されています。
原作コミックスは朔の高校入学から美星の卒業までの2年間が描かれていますが、アニメ版では朔が入学してからの1年間が描かれています。
原作に沿った内容になっているのですが、圧巻なのは星空の作画です。
天文関連のソフトウェアと雑誌を手掛けるアストロアーツが協力しているだけあって、季節の星空を見事に再現しています。
ちゃーんと都会の星空と、山奥の星空では星の数などの描き方を変えていますので天文ファンとしても納得の出来です。
そしてスタッフがこだわったであろうポイントはエンディングです!!
作中の季節に合わせて、エンディングの服装や星空まで変えてしまうというのには驚きました。ぜひぜひアニメも見てほしいです。お子さんに興味を持ってもらうなら、アニメで視覚的に訴えるのが有効かと思います。私の娘もだんだん洗脳されてきております。

アニメはU-NEXTで全話視聴できます。無料お試し期間が31日間ありますので、その間に全話観てしまうことも可能ですよ(笑)
『宙のまにまに』の視聴はこちら

まとめ

『宙のまにまに』はこれから天体観察を始めてみようという方におすすめの漫画です。ちょっと美星ちゃんのキャラクターが受け入れられないわ・・・とはじめ思うかもしれませんが、主人公の朔と美星以外にも魅力的なキャラクターが多く、文化祭や合宿、修学旅行など横道な青春要素が詰まっています。天文入門書としても、ラブコメとしても楽しめるので見てみてくださいね!

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