沖縄で旧盆の時期に各集落の通りを練り歩きながら踊られる伝統芸能である『エイサー』
そのエイサーになくてはならないアイテムが太鼓です。
エイサーを見ると子どもたちもマネしてやりたがりますが、
本物の太鼓は大きかったり、重たかったり、振り回すと危なくて使わせづらいですよね・・・
そこで子どもたちが使えるように手作り太鼓を作りました!
「パーランクー」といわれる小太鼓と「ウフデーク」と呼ばれる大太鼓のミニサイズの作り方を紹介します。
ダンボールでパーランクー作り
「パーランクー」はエイサーで使われる小太鼓です。
手持ちの片張り太鼓でばちでたたくとバチでたたくとポンと高い音が鳴ります。
子どもでもあつかいやすく、幼児用のサイズも売られています。
今回は我が家の4歳児と1歳児が使いやすいように、直径15cmサイズで作ります。
(大人用を作る場合は21cmで作ってくださいね)
材料
・ダンボール(直径15cmの円が6枚切り取れるくらいの大きさ)
・ラップの芯(無ければ新聞紙でもOK)
・赤いガムテープまたはビニールテープ
・ハサミ
・カッター
・ペン
・のり、またはボンド
・直径15cmと10cmの円形のもの(ボウルや皿など)
⇒型紙を用意しましたので、使ってくださいね!型紙ダウンロード
作り方
ダンボールを直径15cmの丸型に1枚、
直径15cmに10cmの穴をあけてドーナツ型にしたものを5枚切りとる。
ドーナツ型のダンボールをのり付けして、重ねていきます。
1番上に丸形のダンボールを重ねてのり付けします。
子どもたちがさらに喜ぶように、画用紙やペンなどで表面にキャラクターを描くものおすすめ!
アンパンマンとピカチュウにしてみました♪
最後に外周をぐるりと赤いテープで巻きつけてパーランクー本体の完成です!
次にバチを作ります。
ラップの芯もしくは新聞紙を固めに巻いたものにテープをぐるぐる巻きにします。
4歳の娘と一緒に作ってあそんでみた動画です。
子どもでも簡単に作れますのでぜひ作ってみてくださいね。
ミルク缶でエイサー太鼓作り
沖縄の方言で「ウフデーク」と呼ばれる大きい両面鋲打ち太鼓は、帯で肩から提げ、左手で抱えるように持ち、右手のバチで打ち、重低音を鳴らします。
大きな太鼓を抱えながらもダイナミックに踊る姿が格好良くて憧れてしまいます♡
そんな大太鼓の子ども用ミニサイズを作ります!
材料
・ミルク缶(大きめの筒型の缶)
・ラップの芯(無ければ新聞紙でもOK)
・赤と白のガムテープ
・黒のビニールテープ
・紫色の生地(ひもやスズランテープなどでもOK)
・ハサミ
・黒の油性ペン
作り方
ミルク缶の筒の部分を赤いガムテープで巻きます。
ミルク缶の上下を白いテープで覆い、筒の端の部分をぐるりと巻きます。
黒いテープで白と赤の境目を巻きます。
太鼓っぽくなるように、黒い油性ペンで鋲の模様を描きます。
帯の代わりに、子どもにあった長さの布かひもを付けて完成です!
バチはパーランクーと同じようにラップの芯や新聞紙でつくってくださいね。
最後に
身近にあるもので簡単に作れて楽しめるので、
子どもたちと一緒に作って踊ってみてね。
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