AIが写真の花の名前を教えてくれる『ハナノナ』を使ってみた

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道端に咲いている花を見て、どんな花なのか名前を知りたいと思ったことはありませんか?そんなときに役立つサービスを見つけました!iPhoneアプリ「ハナノナ」はカメラをかざすとAIで判定して花の名前がわかるというのです。iPhoneしかアプリがないということでandroidユーザーの私はがっかりしたのですが、調べてみるとなんとWeb版もあるということなので早速使ってみました。


その『花の名』は?

散歩中などに気になる花を見つけることってありますよね。私は植物園でガイドとして働いていた経歴があるのですが、当時園内で名前がわからない花を見かけることも多く、お客様に聞かれても、すぐにわからないこともあって・・・花の名前を教えてくれるツールがあればなぁと常々思っていたのです。
最近でも、知人からこれって何の花?と写真を送られて尋ねられ、見覚えがあるんだけど何だっけ?と過去に撮影した写真を探し、調べるのに1時間近くかかったなんてことも。
そんな折、SNSで友人が紹介していたのが「ハナノナ」です。なんと、知りたい花に向けてかざすだけで花を判定してくれるというではないですか。いったいどんなものなのか気になったので調べてみました。

ハナノナとは

「ハナノナ」は人工知能AIを活用した花の判定アプリです。千葉工業大学 人工知能・ソフトウェア技術研究センター(STAIR Lab.)の研究プロジェクトで作られたもので、現時点(2020年6月10日)では770個の花の種類を認識できるそうです。iPhoneアプリ(こちら)であればオフライン環境(電波が無くても)でも使用できます。

Web版で使ってみた

冒頭でも書いた通り、私のスマホはandroidなのです。アプリは使えません。
研究センターのホームページを見てみると、Web版(https://flowers.stair.center/)があるということなので、こちらを使ってみました。Web版なのでアプリとは違ってオンラインでしか使うことができないのですが、判定機能は同じのようです。
トップページはこのようになっていて、「画像選択」の部分を押してあらかじめ撮影した花の画像を選びます。

アプリ版ではアプリを起動するとカメラがすぐに起動してカメラを向けるだけで判定してくれるそうですが、Web版では写真を選んで判定して判定結果を表示するようになっています。
今回は私が名前を知っている花で検証してみましたよ。

よく見る花

こちらは道端でよく見かける花です。知っている方も多いはず。

写真を選んで送信

結果は・・・


「ニチニチソウ」正解です!
さすがにこれは簡単だったかな?

沖縄では馴染み深い花

お次は沖縄ではオーソドックスな、ほとんどの県民が知っている花です。

写真を選んで送信

さてどうかな~?


「ゲットウ」正解!!
沖縄ではムーチーを包む葉っぱとして馴染みのある植物です。

沖縄三大名花のひとつ

沖縄ではほぼ年中咲いているのが見られる、沖縄三大名花のひとつです。

こちらも送信!

わかってほしいなぁ。ドキドキ💓

え、、、


わからなかったかぁ。
知名度まだまだだな、沖縄三大名花の『サンダンカ』
私は結構好きだぞ!
一致度?をパーセントで表してくれるの面白いね。どれも外れだけど。せめて科だけでも合っていて欲しかったぜ。

いじわる問題

最後にひっかけ問題を。これ何の花だかわかるかなー?ヒントは南国フルーツだよ。

さあ、どうだ!!

あー!ひっかかったー!!!
でもそっくりだから仕方ない。同じサボテン科だしね。私がいじわるすぎたよね。
これは『ドラゴンフルーツ』です。ドラゴンフルーツは実だけでなく、つぼみも花も食べられるんですよ。

まとめ

まだ770種類ということなので、内地で見られる身近な花が中心なのかもしれませんが、この花はどうかな?と調べるのが楽しくて夢中になっちゃいました。今後の進化に期待したいですね。
目を惹いた花を調べながら散歩やウォーキング、登山などをするのも、普段と違う目線になったり発見があって楽しいと思いますよ。まだ使ったことがないなって方はぜひ試してみてくださいね!

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